湾岸タワマンの値下げの頻度と幅。6週間で約4割が値下げ
2026年8月24日から10月4日までの約6週間で、売出し1,506件のうち590件(約39%)が値下げされていました。値下げ幅の中央値は約6%、2回以上の値下げは129件。町域別の割合も集計しました。
当サイトが価格を記録している2026年8月24日から10月4日までの約6週間に、売出し1,506件のうち590件、約39%で価格が下がりました。値下げ幅は、最初に記録した価格に対して中央値で約6%、金額では約1,000万円です。2回以上値下げされた売出しは129件でした。
当サイトの価格記録は8月24日に始まったばかりで、期間が短い点には注意が必要です。数字はすべて売出し価格で、成約価格ではありません。
集計の対象と期間
対象は、2026年10月4日時点で掲載中の売出し1,506件です。価格は毎日記録しており、前の日より価格が下がった場合を値下げとして数えました。掲載を終えた売出しは含みません。
記録を始めたのが8月24日のため、その日にすでに掲載されていた売出し(970件)の値下げ幅は、「売り出し当初の価格」からではなく「8月24日に記録した価格」からの差です。それ以前に値下げされていた分は反映されていません。したがって、ここで示す値下げ幅は、実際の下落幅より小さい可能性があります。
値下げされた売出しは約4割
1,506件のうち、1回以上値下げされたのは590件(39.2%)です。値上げされた売出しも22件ありました。
値下げが起きた回数の合計は746回で、1回あたりの値下げ額は中央値で約700万円、率にして約5%です。現在の価格帯で比べると、1.5億円未満の売出しでは45〜51%が値下げされていたのに対し、1.5億円以上では31%でした。
値下げ幅の中央値は約6%、約1,000万円
590件それぞれについて、最初に記録した価格と現在の価格の差を見ると、率の中央値は約6%で、中間の50%は約4〜9%に収まります。金額の中央値は約1,000万円で、中間の50%は約500〜1,300万円でした。
率で分けると、5%以下が228件、5〜10%が242件、10%を超えるものが120件です。金額では、500万円以下が170件、500万円超から1,000万円以下が209件、1,000万円を超えるものが211件でした。1%以下の小さな値下げは12件しかなく、値下げをする場合は、数百万円から1,000万円台の幅で動くことが多いと分かります。
2回以上値下げされた売出しは129件
値下げの回数は、1回が461件、2回が106件、3回が19件、4回が4件です。2回以上は129件で、全1,506件の約9%、値下げされた590件の約22%にあたります。
町域別では、晴海が41件、有明が29件、豊洲が22件、勝どきが21件、東雲が12件、月島が3件、豊海が1件で、佃は0件でした。
町域別の値下げ割合
町域ごとの値下げの割合は、次のとおりです。
| 町域 | 売出し件数 | 値下げあり | 割合 | 2回以上 | 8月24日時点で掲載済みの分の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 有明 | 219 | 100 | 45.7% | 29 | 55.3% |
| 東雲 | 104 | 47 | 45.2% | 12 | 54.8% |
| 晴海 | 511 | 207 | 40.5% | 41 | 49.6% |
| 勝どき | 255 | 102 | 40.0% | 21 | 50.3% |
| 豊洲 | 247 | 95 | 38.5% | 22 | 50.0% |
| 月島 | 90 | 26 | 28.9% | 3 | 55.6% |
| 佃 | 36 | 8 | 22.2% | 0 | 該当なし |
| 豊海 | 44 | 5 | 11.4% | 1 | 該当なし |
月島、佃、豊海の割合が低いのは、記録を始めてから新しく売りに出された売出しが多く、価格を追った期間が短いためです。佃と豊海には、8月24日時点で掲載されていた売出しがありません。
追った期間をそろえるため、8月24日にすでに掲載されていた970件に限ると、町域の差は小さくなります。晴海が49.6%、豊洲が50.0%、勝どきが50.3%、東雲が54.8%、有明が55.3%、月島が55.6%で、全体では51.3%でした。町域によって値下げの起きやすさが違うかどうかは、この期間のデータでは判断できません。
掲載期間が長いほど値下げの割合は高い
価格を追った期間が値下げの割合に強く影響します。当サイトが最初に確認してから14日以内の164件のうち、値下げされたのは13件(7.9%)でした。15〜30日では309件中64件(20.7%)、31〜60日では1,033件中513件(49.7%)です。
掲載が長引くと値下げされやすくなる面はあるかもしれませんが、掲載期間が長いほど値下げの機会が増えるだけでもこの差は出ます。この集計だけで、掲載後どの時点で値下げが多いかまでは言えません。
値下げされたことと、周囲より安いことは別
値下げされたことは、周囲より安いことを意味しません。最初の価格が高ければ、値下げ後もほかの部屋より高い場合があります。比較のしかたは値下げと割安の記事に書いています。
また、値下げの有無や幅から、売主の事情や今後の価格を読み取ることはできません。期間が長くなれば、割合や幅は変わる可能性があります。
当日の値下げは売出し一覧の「本日の値下げ」から、町域ごとの価格は相場ページで見られます。町域の違いは8エリアの坪単価比較にもあります。
※数値は2026年10月4日時点の当サイト集計で、売出し価格ベースの概算です。成約価格ではありません。価格の記録は2026年8月24日以降のもので、期間が短いため、今後の傾向を示すものではありません。個別の物件については、掲載元の最新の情報をご確認ください。